映画「手紙」
最近、現実を受け入れることの大切さを痛感しています。
人生には逃げたくなるようなことって、たくさんあると思います。私も仕事やら人間関係やら逃げたくなることたくさんありました。今もあります…。
でも、逃げても解決しないってことを痛感します。逃げてもまた同じ問題にぶつかるようにできているみたいです。
そんな最近思い出したのが、映画「手紙」のセリフ。
友達と暇つぶしに、何の期待もなく観た映画でしたが、これが結構面白くて今でも記憶に残っています。(調べると2006年とだいぶ前の映画です)
「手紙」は、東野圭吾の小説が原作ですが、推理ものではなく、殺人犯の弟が主人公の話です。殺人犯の家族ということで、差別され、思うようにならない人生を歩まざるを得ない主人公。ずっとその事実から逃げて生きるのですが、働いていた会社の社長に言われた言葉が心に残っています。
それは、「差別のない場所を探すんじゃない。君はここで生きていくんだ」という言葉。
逃げていてもダメだ。現実を受け入れて生きていくんだよ、という風に私は解釈しました。
逃げている間は、自分を偽っていて苦しい。
でも、受け入れてしまえば、そこからどう良くしていけるかを前向きに考えるしかないと思います。
頭では、早く受け入れてしまった方が、後々いいというのはわかっているのですが、自分のことだとなかなか難しいですよね〜。
新年度が始まって、もう一度、思い出したい言葉でした。
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