てんてこママ日記

アラフォーのワーママ。美大出身でデザインの仕事をしています。主に不妊治療、出産、子育てについて、時々仕事や趣味についても書いていきたいと思います。Twitter→ @tentekomama000

【産後の足の後遺症改善】下肢静脈瘤脈の手術をした感想

出産後から足の違和感があり、最近左足のむくみがひどい&左足ふくらはぎの血管が痛いということもあり、今年原因を突きとめる決意をしました。

紆余曲折の末、血管外科にたどり着き、「左足に静脈瘤脈がある!」ということを突き止めたのが前回。

最近ますます足がだるく痛くなってきたため、先日、ついに「下肢静脈瘤脈」の手術をしてきました!

今回は「下肢静脈瘤脈」の手術の様子や感想などを書きたいと思います。

前回の血管外科での診察についての記事は下のリンクより↓

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手術することにした理由

前回の初診後、少し悩みましたが、最近は足のだるさが待ったなしになってきているので、手術をすることにしました。

手術を決めた理由としては、弾性ストッキングを履くと足のだるさが軽減されますが、脱ぐとかなりだるく、これからストッキングを一生履くのかと思うと早めに手術した方がいいかなと思ったからです。また、子どもがまだ2歳なのですが、今からこんな足の状態であと10年以上も子育てできるのか!?という不安もありました。

とはいえ、手術はちょっと怖い…。飛躍的に良くならなくてもいいけど、悪くなることはないか心配でしたが、手術前に先生に納得できるように説明してもらえたので、手術を決意できました。

手術のスケジュール

手術前後についてのざっくりスケジュールです。こちらがこなせる日程で手術日を決めました。ちなみに、手術後はしばらく24時間弾性ストッキングを履く必要があるため、夏場より秋冬に手術する人が多いそうです。

  • 手術の1週間くらい前までに、手術前検査
  • 手術:当日はシャワー&お風呂禁止
  • 手術後1日目:手術24時間後にシャワーOK、シャワー以外は1日中弾性ストッキング着用
  • 手術後2~6日目:お風呂OK、お風呂以外は1日中弾性ストッキング着用
  • 手術後7日目くらいに手術後の診察

手術前の診察&検査

手術の2週間前に、病院で再診と手術前の検査を受けました。検査は血液検査や心電図など。再診では、もう一度手術箇所のチェックと手術についての詳細の説明がありました。

私の場合は左足の血管だけが悪く、右足は問題ないため、「左下肢静脈瘤脈」の手術ということになるそう。

血管についての説明は結構難しかったのですが、、簡単にいうと、私の場合はよく問題になる静脈が悪くなっているが、ダメになっている箇所がちょっとイレギュラーで、手術では3つの血管をレーザーで焼いて潰してしまうということでした。

おいおい焼いて大丈夫なのか〜い!と不安になりましたが、、静脈は足に無数にあり、ダメになった箇所を潰しても代わりはいくらでもあって、むしろ焼くことで他の血管が代わりに通るようになるから大丈夫だということでした。

あとはやっぱり気になるのは手術の痛み!細いカテーテルを血管に入れ、焼いて潰すとのことですが、傷も小さく痛みも少ないとのこと。看護師さんの説明では、手術中は眠くなるような薬を点滴するので、「皆さんぼんやりしたり眠った状態であっという間に終わってしまいますよ〜」ということでした。手術時間は30分で、今まで歩いて帰れなかった人はいないとのことでした。

色々心配していたことも納得できたので、手術に挑むことにしました。

下肢静脈瘤脈の手術について

手術は血管1本10分で、合計30分くらい。準備や手術後の休憩を含めてトータル3時間くらいでした。

当日は2時間前まで飲食OKだったり、健康診断よりゆるいくらいでした。

手術前診察

手術前にもう一度、エコーで血管を確認します。今回は血管の3箇所を潰しますが、それぞれカテーテルを入れる箇所、焼く箇所をエコーで確認し、その場で黒マジックで足に印を付けられました。なかなかシュールな感じです。

手術

足に印をつけた後は、トイレをすませ、いよいよ手術。手術着とふんどし風の紙パンツに着替えました。

手術台に仰向けに寝ると、腕に点滴をつけられ、麻酔が入ったのかぼんやりしてきて、、なんだかあっという間に手術は終わりました。手術中は痛みを全く感じなかったし、ぼんやりしていたので記憶も曖昧です。

最後に足には弾性ストッキングをつけられ、さらに手術した箇所にタオルを追加で入れられるのでかなりの圧迫感でした。手術から24時間はこの状態で過ごします。

手術後

手術後は、自分で着替えて、麻酔が落ち着くまで休憩ルームへ。1時間ほどリクライニングチェアに横になりながら、持参した漫画を読んだり、お菓子を食べたり、至福の時間を堪能しました。

1時間たったら休憩終了。抗生物質&痛みどめの薬を3回分貰い、会計を済ませました。

帰りは夫が病院に迎えに来てくれて一緒に帰ったのですが、痛みも無いので、ゆっくりランチして帰りました。

手術後、当日の足の様子

手術当日はお風呂&シャワーは禁止で、足は弾性ストッキングをつけたまま何も触りませんでした。

手術後、しばらくは麻酔が効いていたのか痛みはありませんでしたが、夕方から手術した血管あたりに痛みが。夜はズキズキと痛んでなかなか眠れなかったので、痛め止めのロキソニンを服用。

手術後1日目の様子

  • 手術後24時間経ったら、シャワーはOK
  • シャワー以外は、1日中弾性ストッキングを履く

朝起きると、前日のようなズキズキした痛みは無くなっていましたが、全身のむくみがひどかったです。特に顔がかなりむくんでいました。

また、昨晩お風呂に入れなかったので頭にかゆみを感じました。夏の手術が人気無いというのも頷けます。

夜には念願のシャワーを浴びてすっきり。足の手術箇所は内出血したような赤紫っぽいい色になっていました。

手術後2〜6日目の様子

  • お風呂に入ってOK
  • お風呂以外は、1日中弾性ストッキングを履く

手術後3日目くらいから、仕事が忙しくて座りっぱなしだからか、夕方の足のむくみがひどくなりました。傷はズキズキから、ヒリヒリ痛むように変化。

スクワットのようなストレッチを毎日5セットくらいしていましたが、焼いた血管部分がつっぱる感じが出てきました。

手術の約1週間後の診察

手術の約1週間後に経過観察のため再び病院へ。手術した箇所をエコーで見てもらいましたが、しっかり血管がくっついていて経過は良好とのこと。

足に痛みがありちょっと心配でしたが、手術後1週間なので痛みはそんなもんだということでした。

手術した血管の突っ張りや痛みについては、2〜3週間後に強く出る人もいるようで、落ち着くまでは1ヶ月くらい掛かりそうでした。

下肢静脈瘤脈の手術をした感想まとめ

最初は少し怖かったのですが、治したい気持ちが勝り、手術を決断しました。

手術自体は痛くもなく30分で終わったので大変では無かったです。

手術後、少し時間が経ってから痛みやつっぱりなどの違和感が出てきて、今は少し不安もあります。1ヶ月くらいで落ち着いてくるそうなので、期待して待ちたいと思います。

1年間は経過観察で通院できるのは安心感があってよかったです。1年後、出産前に近い状態に戻れるといいなと思います!

 

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親子のスキンシップにおすすめ!2歳児でもベビーマッサージ

0歳のイベントなどでよくある、ベビーマッサージ

みなさんはいつまで続けてますか?

うちは子どもが2歳になった今でも時々ベビーマッサージをしています。

マッサージというよりは、スキンシップのためにしている感じかな。子どもが甘えたそうにしてる時、疲れてそうな時、夜なかなか寝ようとしない時などに、何気なく「マッサージする?」と聞くと、「するー!」と言って、進んでゴロンと横になります。

私は子どもが0歳3ヶ月の頃、近くの児童館のイベントに親子で参加して初めて教わりました。

ベビーマッサージって赤ちゃんの時だけするものだと思ってましたが、その時の先生が「自分の子どもは4歳だけど、今もマッサージしてます」と言っていたのが印象的でした。

赤ちゃんの頃はベビーマッサージをしてもあまり反応は無かったのですが、最近は、甘えたい時に自分から「マッサージして〜」と言ってきたり。私も見よう見まねですが、途中でこちょこちょをしたり、ちょっとアレンジ加えたりしてます。

お互いリラックスできる幸せな時間になるので、ちょっと大きくなってからのベビーマッサージはおすすめ!

もっと大きくなっても、お互いにマッサージしたりハグしたりできる関係でいられたらいいな〜と思う最近です。

 

 

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【美大出身ママの美術館巡り】「エルマーのぼうけん展」を観た感想 in 東京・立川『PLAY! Museum』

「エルマーのぼうけん展」を観た感想 in 東京・立川『PLAY! Museum』

先日、 立川の『PLAY! Museum』で、「エルマーのぼうけん展」を観てきました。夏休み弾丸絵本展巡りの第3弾です!

同じ建物内の『PLAY! PARK』は以前子ども連れで来ましたが、美術館に来るのは初めて。絵本の展示をよくやっているので、一度行ってみたいと思っていました。

エルマーの冒険は、小学生の時に読んだ記憶がありますが、実はちょっとうろ覚え…。でも実際に展示を見ると思い出がぽろぽろ蘇ってきました。

素敵な挿絵の展示はもちろん、作者の生い立ちや制作する際の小道具などの展示、最後には著名人のおすすめの本の展示コーナーもあり、充実の内容でした。

そんな「エルマーのぼうけん展」や立川の『PLAY! Museum』について、感想を書きたいと思います。

『PLAY! PARK』に行った時の感想は下のリンクよりご確認ください↓

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立川の『PLAY! Museum』について

『PLAY!』は、東京・立川駅北口にオープンした新街区「GREEN SPRINGS」にある、美術館と子どもの遊び場を中心とする複合文化施設だそうです。中には美術館、プレイパーク、カフェなどがあります。

「エルマーのぼうけん展」の感想

以前から行ってみたかった『PLAY! Museum』。好きなアーティストの近藤聡乃さんがSNSで「エルマー展行きたかった」とつぶやいているのを見て今回の「エルマーのぼうけん展」を知りました。懐かしいのと絵が素敵なので行って夏休みを利用して行くことに。

メインは原画の絵の展示です。ポスターはカラーでかわいいのですが、本の中の挿絵は全てモノクロなので、原画の展示は正直ちょっと地味です。でもとてもきれいな原画なので、イラストが好きな人ならきっと楽しめると思います。

また、子どもがきても飽きないように、各所にアトラクションっぽい展示が。写真も撮り放題なので、子どもと見に行けばかわいい写真がたくさん撮れそう!

私はエルマーシリーズの作者については全く知らなかったのですが、面白い教育を受けていたようで、もっと知りたくなりました。

展覧会の詳細について、写真を交えて書きたいと思います。

ポスターや、展示がオシャレで映える!

先ほども書いたように、こちらの美術館は全部撮影OK! もちろん、美術展の会場は撮影を意識したスポットが多数あります。

ポスターもおしゃれだし、上の写真のように入口にはフォトスポットもありました。実物大(?)のりゅうがいて、テンション上がります。

アトラクションっぽい展示

子どもも楽しめるように、アトラクションっぽい展示が所々にありました。中が広いので色々な展示ができそうでいいですね〜。「エルマーのぼうけん展」の内容がちょっと渋いのか、来ているのは大人が多かったです。メインがモノクロの絵なので、ちょっとパンチに欠けるのかも。

まずは入ってすぐに細い道を歩きますが、薄暗くてアトラクションっぽい感じです。小さい子どもはちょっと怖いかもしれないです。

途中にも立体の地図のようなものが出現したりと、飽きさせない工夫があります。

終盤で、りゅうの親兄弟がたくさん出てくる場所も。子どもがかくれんぼしていました。

絵本の原画の展示

今回の展覧会のメインは原画の展示。原画の展示部分はじっくり観れるように静かなゾーンになっています。近くに寄って見ることも可能です。

鉛筆の繊細な絵で、実際に見た原画はとてもきれいでした。鉛筆のざらっと感が残っています。原画はどれも本の挿絵と同じくらいの小さいサイズでした。

カラーの表紙の絵。色がきれいです。絵の周りの色をたくさん試している様子がリアルでいいです。りゅうの緑色を全部変えるために色を試しているのでしょうか?

この展覧会に来るまで知らなかったのですが、作者と挿絵を描いている人は別でした。絵を描いているのはルース・クリンスマンという方で、作者の継母だそう。エルマーのお話は家族みんなで練って制作したそうで、仲良し家族のようでした。

「エルマー」シリーズの作者 ルース・スタイルス・ガネットの生い立ち

作者のルース・スタイルス・ガネットの生い立ちを紹介するコーナーもありました。

ガネットは、ニューヨーク生まれで、両親ともに政治や社会問題を論じる雑誌の記者だったそう。

3歳から革新的な学校で、独特な教育を受けていたようです。学びの中心はお話し作りと積み木遊びで、まだ字も知らないガネットがお話を語ると、先生や家族が書き取ってくれるような特別な環境だったそう。読み書きができるようになると、ガネットはノートにお話を書いて過ごすようになったということで、「窓際のトットちゃん」みたいな学校だったようです。

そういう教育で独創性が育まれたようです。他の卒業生たちについても、大人になってどんな仕事についたのか知りたくなります。

ダミー本や「りゅう」の人形の展示

制作途中のダミー本や人形の展示もありました。制作の過程が見られて、興味深かったです。

特に人形はクオリティが高くて驚きました。挿絵を描く際に動きのイメージを伝えるためにフェルトで制作したものだそう。あくまでかわいい「りゅう」にこだわっていたそうで、人形のお陰かエルマーに出てくる「りゅう」はかわいくて成功しています。

各界の著名人が冒険の書を推薦した「ぼうけん図書館」

最後は、かなり長居してしまった、色々な著名人のおすすめの冒険書が展示してあるコーナー。部屋の中央にもたくさん本が置いてあり、自由に読むことができます。初めて見る本や絵本も多く、面白かったです。

かわいいグッズ!

最近の美術展は素敵なグッズが多いのですが、エルマーのぼうけん展のグッズもかなりのおしゃれっぷりです。ポストカードはいつもはあまり買わないのですが、モノクロで大人っぽいのでついつい買ってしましました。美術館の近くのお店で購入した金縁の額に、ポストカードを入れると雰囲気がピッタリでした。

『PLAY! CAFE』でランチ

美術館の入口前にカフェがあり、そこでランチをしました。11時頃に着いて美術館とどっちに入るか迷いましたが、混むと嫌なので先にランチをすることに。

美術館を見終わってカフェの前を通ると、かなりの行列だったので正解でした。人気なので早めに入るのがおすすめ。

美術展とのコラボメニューがかわいくて、年甲斐もなく頼んでしまいました。それが下の写真の「三つ編みライオンプレート」。

味は思った通りいまいちでしたが、、かわいかったので満足です。しかし、ジャンバラヤの上に白米(口の部分)を置くセンスはいかがかと思う。ふりかけ欲しかったです…。

立川について

立川、めちゃくちゃ発展しています。デパートが伊勢丹高島屋、駅ビルにルミネ。IKEAや映画館もあります。

片や、公園や緑も多いのがいいですね。昭和記念公園があったり、広い並木道があったり。

立川駅前

立川駅

大学生の頃に「パブリックアート」の授業で立川に来たことがありました。美術館まで駅から10分ほど歩くのですが、パブリックアートを見つけながら歩いたりして懐かしかったです。

立川のパブリックアート

立川のパブリックアート

エルマーのぼうけん展の感想まとめ

「エルマーのぼうけん展」を見て、改めて原画の力を体験できました!古い児童書ですが、普遍的な内容と素晴らしい挿絵で、今でも色褪せない魅力がありました。

最初は子ども向けの内容かと思っていましたが、モノクロの原画が多いので、どちらかというと大人向けの展覧会だな〜と思いました。

とはいえ、小学生以上でしたら一緒に楽しめそう。同じ敷地内には子どもと一緒に入りやすいカフェやレストランなどもあるので、親子で美術展に行くのにはぴったりだと思います!

「エルマーのぼうけん展」の詳細は下のリンクから。2023年10月1日まで開催中!

play2020.jp

過去に観た美術展の感想

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【不妊治療体験談】まとめ記事一覧

不妊治療体験談 まとめ記事一覧

不妊治療の体験について、今まで書いた記事をまとめたページです。

難しいテーマでなかなか筆が進まず、、更新期間が空いてしまったので作ってみました。

不妊治療体験についてまとめて読みたい方は下のリンクからどうぞ。

私のプロフィール

婦人科の検査でAMHが低かったことから、36歳から不妊治療を開始。タイミング法、人工授精を経て、不妊治療を開始1年半後に体外受精にて妊娠&出産。現在はワーママとして、子育て&仕事に奮闘中。

不妊治療の体験談 記事一覧

【不妊治療 体験談1】はじめに&まず伝えたいこと

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【不妊治療 体験談2】私の不妊治療歴

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【不妊治療 体験談3】不妊治療で重要なクリニック選び

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【不妊治療 体験談4】低刺激?高刺激?体外受精の治療法どうする?

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【不妊治療 体験談5】AMHが低い場合の不妊治療&刺激法

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【不妊治療 体験談6】不妊治療は仕事との両立が大変

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【不妊治療 体験談7】不妊治療中の情報収集

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【不妊治療 体験談8】不妊治療に掛かる費用の話

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【不妊治療 体験談9】不妊治療のやめ時について思うこと

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【不妊治療 体験談10】不妊治療を終えての感想

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【美大出身ママの美術館巡り】「谷内こうた展 風のゆくえ」を観た感想 in ちひろ美術館・東京

先日、ちひろ美術館・東京で「谷内こうた展 風のゆくえ」を観てきました。

谷内こうたさんは、現在通っている絵本制作の教室の先生に「なつのあさ」という絵本を紹介されてから、ずっと気になっていた絵本作家。今回作品をまとめて見ることができてラッキーでした!

そんな「谷内こうた展」と「ちひろ美術館・東京」の感想を書きたいと思います。

「谷内こうた展」は、2023年10月1日まで。

ちひろ美術館・東京」について

ちひろ美術館・東京」は、絵本作家いわさきちひろさんの居住跡地にある、絵本の美術館です。場所は西武新宿線下井草駅から徒歩7分くらいの住宅街にあります。

面白い絵本作家の企画展が時々あり、私は今回3回目の来訪です。

こじんまりしていますが、絵本の企画展&いわさきちひろさんの企画展の2部構成で、かなり見応えがあります。図書室で絵本を読んだりもしたので、気がつくと今回は3時間も滞在していました! 居心地がいいので、ついつい長居してしまいます。建物もきれいだし、ゆったりと過ごせます。

おもちゃがあるキッズルームもあるので、子ども連れでもよさそう。絵本の読み聞かせのイベントも時々あるようでした。

金額は全部ひっくるめて、1000円。1回行くと次回は半額にしてくれて、今回私はなんと500円で見ることができました!

ちなみに長野県の安曇野にも大きなちひろ絵本美術館があり、旅行でそちらにも行ったことがあります。お庭が広くて建物もとても素敵な美術館で、かなりおすすめです!

「谷内こうた展 風のゆくえ」の感想

谷内こうた展の入口

さて、本題の「谷内こうた展」ですが、とてもよかったです!!

絵本には、子ども向けのものと大人向けのものがあると思いますが、谷内さんの絵本は大人のための絵本だと思います。詩のような文章と絵がとても印象的です。

今回はたくさんの原画と絵本をまとめて見ることができる貴重な機会となっています。

谷内こうたについて

週刊新潮」の表紙絵などで活躍するイラストレーション画家の谷内六郎や、フランスで活躍した洋画家の青山義雄を親戚に持ち、芸術的な家庭で育ったことが作品作りにかなり影響していたのではないかと思います。

元々画家志望だったようで、展示の作品にはイラストレーションや、油絵作品もたくさんありました。絵本もどこかアート作品っぽいところがあります。

絵本で受賞した後は、ほとんどフランスで暮らしていたようです。

ボローニャ国際児童図書展のグラフィック賞受賞作

1971年に絵本『なつのあさ』が、日本人初のボローニャ国際児童図書展のグラフィック賞受賞作だったそうです。板橋区立美術館で、今年のボローニャ展の展示を見てきたばかりだったので、感慨深かったです。

文章も少なく、絵がメインで表現されているので、海外でも受け入れられやすかったのかなと思います。

「2023年ボローニャ国際絵本原画展」の感想はこちら↓

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すごい編集者!至光社武市八十雄さん

展示の中で度々名前が出てきた、至光社武市八十雄さん。谷内こうたさん、いわさきちひろさんの絵本を多く手がけた編集者のようです。手掛けた沢山の絵本が海外の絵本賞を受賞しており、谷内さんもかなり助言をもらっていたようです。元々叔父の谷内六郎さんからの紹介のようですが、こういう編集者との出会いの幸運も大きいんだろうな〜と思いました。

谷内こうたさんの素敵だと思った絵本

展示では、谷内さんの絵本をたくさん読むことができました。本屋さんであまり見かけない絵本もあるので、まとめて見ることができてうれしかったです。

谷内さんの絵本は、絵も文も余韻があり、何か違う世界に連れて行ってくれるような不思議な雰囲気があります。

ドイツやフランスなど海外生活が長いようなので、あまり日本人っぽくない、どの国の人でもわかるような感覚的な絵本が多い印象です。

私が特に印象に残っているのは下で紹介する、「のらいぬ」と「なつのあさ」です。

『のらいぬ』

スペインに行った時のイメージで描いたそうで、カラッとして暑い異国の感じが伝わってきます。蜃気楼を見ているような不思議な感覚になる絵本です。詩のような文章がとても印象的です。

『なつのあさ』

ボローニャ国際児童図書展のグラフィック賞受賞作品。

こちらも、文も絵も詩っぽい絵本です。汽車の音をそういう風に表現するんだ〜と感心しました。夢中になっている子どもの微笑ましい感じもとても伝わってきました。自分の小さい頃を思い出すようなどこか懐かしいような余韻のある絵本です。

ちひろ 子ども百景展の感想

こちらはいわさきちひろさんの企画展です。テーマを決めて期間ごとに違う絵が飾れているようです。

この展示で面白かったのは、いわさきさんの実際のアトリエが復元されていること。こういうのって結構好きです。昭和の懐かしい重厚感のあるお部屋でした。

メインの展示は、『ぽちのきたうみ』の原画。5歳くらいの犬が大好きな女の子のかわいい感じがとてもよく出ていました。

後は、赤ちゃん〜小さい子どもの描き分けについても展示がありました。これは子どもを産んで育てたからちひろさんだからこそできたことかなと思います。私も3ヶ月の赤ちゃんと1歳の赤ちゃんの違いなんて子どもを産むまでわからなかったです!

小さい子どもの仕草や佇まいなど、本当に描くのが上手だな〜と思いました。

谷内こうたさんの絵本がたくさん!「図書室」

図書室には、たくさんの絵本が置いてあって自由に見ることができます。谷内こうたさんの絵本コーナーもありました。展示の部屋には置いてなかった絵本もあり、ゆっくり座って読むことができてよかったです。

おもちゃ&絵本がある「こどものへや」

図書室の隣にあるのが「こどものへや」。オシャレな木のおもちゃや絵本が置いてあり、自由に遊ぶことができます。靴を脱いで入るようになっていて、赤ちゃんや小さい子を連れて行っても大丈夫そうでした。

「絵本カフェ」で休憩

美術館の入口付近にある「絵本カフェ」でちょっと休憩。長野の安曇野ミュージアムグッズと思われるお菓子とジュースを頼みました。これで500円しないくらいです。カフェといっても通路にテーブルと椅子が置いてある感じなので期待しないほうがいいですが、ちょっと休憩するのにはよかったです。

中庭に向かって座るようになっています。カフェにも谷内こうたさんの絵本が置いてあり、くつろいで読むことができます。

美術館の建物について

いわさきちちろさんの邸宅跡なのですごく広い美術館ではないですが、一つのお家として見るとかなり広いです。お金持ちだったんですね〜。

中庭があり、とても気持ちいいです、お庭にも出てOK。小さい子どもが遊んでました。

廊下に椅子が置いてあったりゆったり過ごせます。空いているのもいいです。

美術館の中はとてもキレイで居心地よかったです。

「谷内こうた展 風のゆくえ」を観た感想まとめ

谷内こうたさんは、知る人ぞ知るような作家だと思いますが、今回たくさんの絵本の不思議な物語をゆったりとした空間で見ることができて満足度が高かったです。

子どものイベントも色々やっているので、小さい子連れでも行きやすそうでした。

谷内こうたさんの絵本をまとまて読んで見たい方は、ぜひ見に行ってみてください!

chihiro.jp

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【美大出身ママの美術館巡り】「2023イタリアボローニャ国際絵本原画展」を観た感想 in 板橋区立美術館

2023イタリアボローニャ国際絵本原画展のポスター

毎年恒例、板橋区立美術館で開催されている「2023イタリアボローニャ国際絵本原画展」(以下、ボローニャ展)を今年も観に行ってきました!

絵本制作の勉強を始めた今年は、どんな風に描いているのか?日本人は入賞しているのか?など、少し違う視点で観ることができました。そんなボローニャ展を観に行った感想を書きたいと思います。

値段がリーズナブル!ボローニャ

区立だからか、まさかの大人650円でした。最近2000円くらいの美術展が多い中、リーズナブルでびっくり!

昨年の記事にも書いたようにアクセスが悪いのがネックですが、、親子で一緒に観に行くのにも良さそうです。

昨年のボローニャ展の感想はこちら↓

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イタリアボローニャ国際絵本原画展とは?

そもそも「ボローニャ国際絵本原画展」って何?という方がほとんどだと思うので、ちょっと説明を。

ボローニャ国際絵本原画展」は、イタリアの古都ボローニャで毎年開催されている絵本原画コンクールの入選作品による展覧会です。ちなみにボローニャって、一般的には絵本よりは美食の街として、スパゲッティボロネーゼ(ミートソース)とか、ボローニャソーセージとかが有名です。

絵本原画コンクールは、世界で唯一の子どもの本専門の国際見本市(Bologna Children’s Book Fair)のイベントの1つとして1967年に始まりました。子どもの本のために制作された作品を5枚1組にすれば誰でも応募可能なため、ボローニャ国際絵本原画展」は、たんなる展覧会ではなく、世界中の新人イラストレーターたちの登竜門としての役割をはたす場となっています。

2023年は、世界91か国から過去最多の4,345件もの応募があり、日本を含む27か国79人(組)が入選しているそうです。

全体の感想

引用:2023イタリア・ボローニャ国際絵本原画展 板橋区立美術館サイト

ほぼ全て写真NGなので、あまり作品を載せられないのが残念ですが、感想を書きたいと思います!

今回ボローニャ展を観て、改めてデジタルを使用した作品が多いなと思いました。「原画展」と言ってますが、ほとんど出力なのがちょっと残念。

作る側からすると効率いいので、デジタル作品が多くなるのはよくわかります! でも、見る側からするとやっぱりアナログ作品は色や素材の見応えや迫力があって魅力的でした。

今回は日本人がどのくらい入選しているのかも気にしながら見ました。日本人は全部で5名いて、どの作品も洗練されていました。後ほど詳しく書きたいと思います。

また、特別展示として、コンクールを主催するブックフェアの60回目の開催を記念した20枚のイラストの展示や、美術作品へのアクセシビリティの向上のため、2023年のボローニャ展入選作品の中から選ばれた5枚の触察パネルの展示があり、新しい体験もできました。

ブックフェア60回目の開催を記念した、イラスト展示

こちらは唯一、写真可能だった展示。イラストコンペをする予定が、結局全部のイラストを使用することにしたそう。原画ではなかったですが、同じ色味で色々なイラストがあって面白かったです。

触って視る絵本のコーナー

目が見えない方の美術作品へのアクセシビリティの向上のため、2023年のボローニャ展入選作品の中から、5枚の絵が触察パネルになって展示されていました。イラストレーションを触って「視る」という新たな鑑賞を体験する試みのようです。

触察パネルを目をつぶって触ってみましたが、慣れないせいか、あまりよくわかりませんでした。慣れが必要なんでしょうね。

引用:板橋区立美術館公式X

触察パネルの展示の隣に展示されていた、イタリアの「さわる絵本」がとても面白かったです。これは、視覚障がい者の学校や仕事、社会生活での活動をサポートする活動をしている「イタリア全国視覚障がい者支援施設連盟」が出版しているものだそう。

「さわる絵本」は、見えない、または見えにくい子どもたちが初めて手にする本ですが、2次元的なフラットな絵にはない立体感や、触覚を楽しむことができ、全ての子どもが楽しめるとありました。

私も実際に読んでみましたが、五感で楽しむことができて新鮮でした。例えば、海を題材にした絵本では、実際に貝殻が付いていて触ることができたり、波が薄い布で表現されていたり、なるほどな〜と思いました。

「かげ」

色んな大きさの影が出てきます。影はザラザラした触感の紙?で表現されているので、形や大きさが触ってすぐにわかります。最後に等身大の影が畳まれて入っていたのも面白かったです。

引用:2023イタリア・ボローニャ国際絵本原画展 板橋区立美術館サイト

「のはら」

植物の生えている様子が色んな素材で表現されていました。写真はふわふわした素材で草を表現しています。

引用:2023イタリア・ボローニャ国際絵本原画展 板橋区立美術館サイト

入選した日本人作家

「2023イタリアボローニャ国際絵本原画展」では、日本人作家が5名入選していました。入選をきっかけにボローニャに赴き、ブックフェアで各国の出版社と出会い、海外で絵本を出版するというケースもあるそうです。

日本からも毎年多くのイラストレーターが出品しており、第1回展に松原直子さんが入選して以来、毎年入選を果たしています。

今回入賞した日本人作家の作品は、どれも洗練されていておしゃれな雰囲気でした。入選されたのは下記の5名です。

  • あお木たかこさん
  • 木村友美さん
  • さぶ さちえさん
  • スズキトモコさん
  • 寺澤智恵子さん

木村友美さんのイラスト

木村友美さんのイラスト

個人的には、あお木たかこさん、木村友美さんの絵が好きでした。2人とも外人っぽい雰囲気の素敵な絵です。

また、寺澤智恵子さんの切り絵は細かくて、アナログで制作されている原画の迫力を感じました!!

好きな作家、スージー・リーさん

2023年のボローニャ展公式図録の表紙制作をした作家が、スージー・リーさんです。

スージーリーさんは10年以上前から気になっていた作家さんで、昔やっと探して、彼女の初めての絵本『Alice in Wonderland不思議の国のアリス)』を購入した思い出があります。

今回、原画の他に、今までの絵本が展示されており、まとめて見ることができてうれしかったです! どれも面白い絵本でした。

入選した作家の絵本が読める!

引用:板橋区立美術館公式X

展示室の4ヶ所に、ボローニャ展に入選した作家の絵本が読めるスペースがあります。イラストを観て、気になった作家の絵本がすぐに読めるのはうれしい!

日本では発売されていない作家の絵本を見ることができるのも楽しいです。

絵本制作の勉強を始めて、絵本の「見返し」が気になるようになりました。絵本の先生曰く、見返しは一番自由にさせてくれる箇所だそうで、今回も必ずチェックしてしまいました。見返しのイラストが物語の一部だったり、絵本のモチーフが描いてあったり、楽しませてもらいました。

イベントも色々

美術館の入り口付近にイベントのお知らせも。子ども向けのワークショップなど、近くに住んでたら楽しいだろうな〜。いつか参加してみたいです。

おまけ

どの駅からも遠い、板橋区立美術館。美術館の前にこんな旗が立ってました。だよね〜〜と思ってしまった。

 

 

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【子連れ旅行】2歳の子どもと2泊3日の軽井沢旅行をした感想

2023年の7月下旬に、2歳の子どもと一緒に2泊3日で軽井沢を旅行してきました。

今回のメンバーは、私の両親、私、2歳の子どもの4人。車で行きました。

東京は毎日35℃を超える猛暑日が続いてますが、軽井沢も軽く30℃越え(!)で暑く、もう避暑地とは言えない感じでした。

大人向けの施設が多い軽井沢ですが、子連れでの軽井沢旅行の様子や軽井沢で行った観光地について、感想を書きたいと思います。

軽井沢に行った理由

元々は親戚が行く予定だった軽井沢旅行でしたが、急遽キャンセルになったため、私達家族が代わりに行くことになりました。金土日で行ったのですが、夫は仕事を休めず今回は不参加。

軽井沢は日帰りで何度か行ったことありましたが、子連れ&泊まりがけで行くのは初めて。軽井沢はオシャレで大人向けな施設が多いイメージがありますが、今回はお庭が広いホテルということで、子どもはそこで遊べばいいかと考えていました。

しかーし、、軽井沢って暑い!毎日30℃越えで避暑地とは言えないレベル。なのにクーラーがない施設もあって結構疲れました。真夏に行くのはあまりおすすめしません。

今回泊まったホテル「ホテルハーヴェスト 軽井沢」

今回は「ホテルハーヴェスト 軽井沢」に泊まりましたが、芝生の中庭が広くて温泉からの浅間山の景色が最高のホテルでした!

そんな「ホテルハーヴェスト 軽井沢」に子連れで泊まった感想を書きたいと思います。

今回泊まった「ホテルハーヴェスト軽井沢」↓

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「ホテルハーヴェスト 軽井沢」に子連れで泊まった感想

高級ホテルですが、子連れがとても多く、多少騒いでも大丈夫な感じで気楽でした。

広い中庭で走り回ってもOK。暑かったのでプールは子どもだらけでした。うちの子はまだオムツなので、プールの近くのジャブジャブ池的な所で水遊びしました。敷地が広いのでゆったり遊べてよかったです。

また、すぐ近くの「タリアセン」という観光地には遊具がある広場があるので、小さい子どもが遊ぶのに困りません。

お部屋の様子

今回は4人一緒で、ベッド2つに和室がついている和洋室のお部屋でした。2歳の子どもは宿泊無料ですが、布団は使用してOKだったので助かりました。

ただ、和室は元々靴を脱ぐ想定になっていますが、洋室部分も子どもは裸足で歩きまわるので、ちょっと汚い気がしました。入口で靴を脱げるといいんですけどね。

お風呂について

大浴場はオムツが外れていない子はシャワーのみ。初日は子どもと一緒に大浴場に行きましたが、部屋から大浴場がとても遠かったので、2日目は子どもは部屋風呂でシャワーにしました。部屋風呂は湯船と洗い場が分かれているので快適でした。

大浴場にはベビーバスもあったので、赤ちゃんと一緒に行っても大丈夫です。90cm以上の子どもの浴衣もありました。(大人と一緒で渋い柄でしたが、、)

子どもが昼寝中に私1人で大浴場にも行きましたが、浅間山が正面にきれいに見えて景色がとてもよかったです。露天風呂が2階と3階に2つもあり、広くてゆったりしていました。大浴場は、景色が見える明るい内に入るのがおすすめです!

食事

食事は1回だけ夕飯をホテルのビュッフェでいただき、後は近くのスーパー「ツルヤ」でお弁当などを購入してお部屋で食べました。

ホテル内は子どもがたくさんいますが、レストランにはあまり小さい子どもはおらず、部屋で食べる方が気楽でした。ビュッフェのメニューも大人向けで、子ども向けのメニューはほとんど無かったので、少し残念でした。うちの子どもはポテトばかり食べていました…。

お部屋で食べるお弁当を購入したスーパー「ツルヤ」は、軽井沢では超有名らしいのですが、なるほど!クオリティ高かったです。このスーパーについては、後ほどお土産の箇所で詳しく書きたいと思います。

軽井沢旅行の1日目

1日目は、家から車で2時間ほど掛かって軽井沢へ。サービスエリアで2回トイレ&おやつ休憩を挟みつつ向かいました。

軽井沢の気温は32℃くらいでしたが、日の当たる場所はもっと暑く感じました。ただ、湿度は低いので日陰は涼しかったです。

この日は、宿泊するホテルの隣にある「タリアセン」で遊びました。

タリアセン

初日は11時くらいに軽井沢に到着。まずはホテルの隣にあるタリアセンに行き、昼食をとりました。

「レストラン湖水」で食べたのですが、なんとクーラーが無い! この日はよく晴れてて32℃くらいあったので、正直辛かったです、、 洋食がメインのレストランでしたが、私は迷わず冷やしうどんをチョイスしました。

昼食後、塩沢湖で4人乗りのボートに乗りました。鴨がたくさん泳いでいて、ボートに餌を求めて近寄ってくるので子どもはちょっと怖かったみたい。大人としては、景色もよく池の上は涼しかったので楽しめました。

ボートの後は、小さい子ども向けの広場で遊びました。タリアセン自体に勾配差があり、広場へはかなりの坂道を登る必要があります。

広場には滑り台やブランコなどの遊具、足漕ぎの乗り物、100円で動く車などがあり、2歳の子どもは大満足の様子でした!

タリアセンにはいくつかの美術館があります。今回はどこにも入りませんでしたが「深沢紅子野の花美術館」の前でパチリ。ちょうど白い紫陽花のアナベルが満開でとてもきれいでした。

www.karuizawataliesin.com

軽井沢旅行の2日目

2日目はかなりの晴天予報。外遊びは暑くて厳しそうなので、以前から気になっていた「おもちゃ王国」へ。

この日は土曜日で混みそうだったので、「おもちゃ王国」へは朝一番で行き、昼食後はホテルで過ごしました。

軽井沢おもちゃ王国

「軽井沢おもちゃ王国」は以前から気になっていたので、今回行けてよかったです。「軽井沢おもちゃ王国」という名前ですが、実際は群馬県嬬恋村にあり、軽井沢の中心部からは車で30分くらい掛かりました。

おもちゃ王国内は、「室内でおもちゃで遊ぶエリア」「遊園地エリア」「アスレチックなどお外遊びエリア」にゆる〜く分かれていました。2歳児はアスレチックはできないし、遊園地も無理だと思ったので、入場券のみ購入して主に室内エリアで遊びました。この日はかなり暑かったので、クーラーが効いてる室内は親としてもありがたかったです。

現在Eテレキャラのフォトスポットの部屋があり、400円追加で入ることができました。子どもが行きたいというので、私と子どもで入場しましたが、、蝋人形のような動かない人形が怖かったのか子どもは大泣き! ほとんど写真を撮ることなく出る羽目になり、残念でした〜

その後はアンパンマン&メルちゃんの部屋を満喫。でも、これだと児童館と変わらないような気も…。

この日はイベントで歌のステージがあったので、室内遊び後に参加しました。楽しいステージでしたが、外なので暑かった…。一応日陰で見ましたが、暑くて途中で退散しました。

その後は11時半くらいに早めにお昼を食べ、ホテルに帰りました。昼食会場は広いのですが、混むので11時半くらいには席に着くのがいいと思います。食べてる間にどんどん席は埋まり、食べ物を購入するにも長蛇の列ができていました。

朝は全体的に空いていましたが、12時過ぎに帰る頃にはかなり混んでいたので、早めに来るのがいいようです。

www.omochaoukoku.com

ホテルでのお庭で水遊び

ホテルに戻った後は子どもは昼寝を1時間半くらいして、その後夕方少し涼しくなってから、ホテルのお庭にあるジャブジャブ池的な場所で水遊びをしました。

同じホテルに泊まっている親戚にも4歳&2歳の子どもがいるので一緒に遊びましたが、やはり同じくらいの子ども同士が楽しいようで、うちの子はこの旅行一番はしゃいでいました!

濡れてもそのままお部屋に戻ってシャワーを浴びれるのでよかったです。

軽井沢旅行の3日目

最終日は、朝一番で私が行きたかった「軽井沢 千住博美術館」へ行き、その後スーパー「ツルヤ」でお土産を購入して、お昼前には軽井沢を出発し帰宅しました。

軽井沢 千住博美術館

「軽井沢 千住博美術館」へのアプローチ

「軽井沢 千住博美術館」へのアプローチ

西沢立衛さんの建築も含めてずっと気になっていた美術館です。大人な雰囲気なので子どもは置いて行く予定だったのですが、直前で急にママっ子になってしまい一緒に入場しました。(一応子どもも入ってOK)

でも、滝の絵などモノクロの日本画を怖がって騒ぐので、結局私の父と併設されているカフェで待っていて貰いました。

こちらの美術館、建物の中が本当に素敵でした!

建物内にたくさん中庭のようなものがあるのですが、植物と外光が室内から見えてとてもリラックスできる空間でした。ずっとぼーっと見てられる感じ。

千住博さんの自然を描いたストイックな日本画を、自然光がやわらかく包んでくれて、建物全体が一つの作品になっていると感じました。

※館内が撮影禁止だったので、気になる方は最後につける美術館のサイトのリンクから館内の様子を見てみてください!
ただ一点気になったのは、少しでも会話をすると警備員が飛んできて注意されること。私が滞在していた中でも注意されている人がたくさんいました。(私の子どももですが、、)観光地の中にあるので、もう少し寛容でもいいのでは…と思ってしまいました。

ちなみに美術館に併設されているのは「浅野屋」というパン屋のカフェで、パンが美味しいみたいでした。娘は待っている間、カレーパンを喜んで食べていたそうです。

www.senju-museum.jp

スーパーマーケット「ツルヤ (TSURUYA) 」

この旅行の最後を締めくくるのは、私の母が激推しする、地元のスーパー「ツルヤ」でのお買い物。お土産は絶対ここ!!と母の鼻息が荒かったです。(笑)

実は初日にも、お部屋で食べる夕食&朝食を買うために少し立ち寄ったのですが、確かに激推しするだけあって、とても素敵なスーパーでした!

どんな風に素敵かというと…

長野県および群馬県で展開するスーパーということで、地元の名産を使ったプライベートブランド商品が充実していること。しかも安いし、かなり美味しいです。

例えば、おやき、野沢菜、りんご系の商品などなど。

軽井沢は別荘の人も多いそうなので、バーベキュー用のお肉をはじめ、色々な食材も充実していました。

また、お弁当なども種類豊富で値段も安めでした。実際食べましたが、とても美味しかったです。

軽井沢に旅行することがあったら、ぜひ立ち寄ってみてください!

www.tsuruya-corp.co.jp

軽井沢で購入したお土産

スーパーマーケット「ツルヤ (TSURUYA) 」で購入したお土産についてはこちらで紹介したいと思います

りんご系商品がとても充実していました。

りんごバター、パッションマンゴーバター

お店で山積みになっていたのが「りんごバター」。一番人気だそうです。りんごをすり潰したざらっとした感じとバターのコクで美味しいです。私は酸っぱいのが好きなので「パッションマンゴーバター」も購入。

このフルーツバター&フルーツジャムはものすごく種類がたくさんあって見ていて楽しかったです。

りんご系のお菓子

りんご系のお菓子もたくさんありました。私は「りんごかりんとう」「ドライフルーツ」「りんごチップス」を購入。昔からりんごチップスが大好きなのでうれしかったです。

3つの中では特に「りんごかりんとう」が新感覚で美味しくておすすめです!

「りんごかりんとうは、りんごが練りこまれているそうで、しっとりした食感。甘酸っぱくていくらでも食べられる感じです。

「りんごチップス」は甘じょっぱさと、パリパリの食感がとてもよかったです。無印良品でも似たようなものがありますが、こちらは油で揚げていないので、さっぱりしています。

「ドライフルーツ」は思ったより甘かったです。表面にも砂糖の粉みたいなのがついていて、あまり私好みでは無かったです。

りんごジュース

待ちきれなくて、飲みかけの写真になってしまいました、、

お土産物屋で買うと高いりんごジュースですが、ここのは安い!そして混濁タイプで美味しいです。難点は瓶が重いので沢山持ち帰れないことかな。品種別に何種類かあるようです。

調味料系

「焙煎胡麻のたれ」「くるみのたれ」「生七味」を購入。

「焙煎胡麻のたれ」は、ポン酢も入っているのでさっぱりした味と胡麻のコクで、サラダにかけると美味しかったです。

「くるみのたれ」も人気商品のようでした。信州ではくるみだれでお蕎麦を食べたりするようです。胡桃の香ばしさやコクが結構強めですが、醤油が入っているようで味はしっかりしていました。お蕎麦やうどんにかけると美味しかったです。

「生七味」は、ゆずや山椒が効いていてとても美味しかったです!お蕎麦の薬味、豆腐につけたり、野菜炒めに少し入れたりしました。

他にも写真を撮る前に食べてしまったのですが、、お蕎麦、おやき(野沢菜、かぼちゃ)、ドライフルーツ入りのパンなど、かなり購入してしまいました。

「ツルヤ (TSURUYA) 」は、お土産を買うのにとてもおすすめ! 結構広いスーパーなので、立ち寄る場合は時間に余裕を持って行くのがいいかと思います。

2歳の子どもと2泊3日の軽井沢旅行をした感想のまとめ

浅間山

暑いという点を除けば、とても楽しい軽井沢旅行でした!

大人向けの観光地のイメージでしたが、タリアセンやおもちゃ王国など小さい子どもが楽しめる場所もありました。もう少し大きくなったらアスレチックなど、遊ぶ場所が増えてもっと楽しめそうです。

また行く機会があれば、次は夏ではなく、春や秋に行ってみたいと思いました!

 

今回泊まった「ホテルハーヴェスト軽井沢」↓

a.r10.to

 

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