てんてこママ日記

アラフォーのワーママ。美大出身でデザインの仕事をしています。主に不妊治療、出産、子育てについて、時々仕事や趣味についても書いていきたいと思います。Twitter→ @tentekomama000

40代ワーママの自律神経がおかしくなった話

今年の春にめちゃくちゃ体調が悪くなりました。

結局よくわからないままなのですが、多分自律神経がおかしくなったのかな〜と思っています。3歳児もいるしどうにかしなけりゃと、この1ヶ月ほど色々試行錯誤をして、今はだいぶ調子が良くなってきました。

あくまで私の場合なので、参考程度にしていただければと思いますが…ワーママって、ストレスでいつ変になってもおかしくないと思うので、この経験が誰のかのお役に立てばと、私の試行錯誤を書きたいと思います!

 

どんな症状だったか?

今年の4月に体に症状が出始めました。症状については下記のようです。

  1. まず、首&肩&背中が異常に凝りました。こわばって痛いくらい。マッサージや整体に行っても全く改善しません。
  2. 次に心臓がバクバクして、24時間動悸が収まらなくなりました。
  3. 動悸にともなって、あまり眠れなくなりました。夜中に目が覚めるとなかなか寝付けず4、5時間睡眠が普通になってきました。
  4. 不眠と動悸が続いていることで、疲労感が増しました。仕事にもあまり集中できなくて、日常生活でもミスや物忘れが増えました。

これ、3歳児をほぼワンオペ育児している身としてはかなりやばかったです。

特に夕方〜夜中にかけてが症状が強かったので、保育園のお迎えに行くのが恐怖でした。夕飯を作って、イヤイヤ期の3歳児に食べさせ、お風呂に入れて、寝かしつけするのがしんどくてしょうがなかったです。

あんまり体調が悪い時期は、夫に在宅勤務にしてもらったり、早く帰宅してもらってなんとか乗り切りました。

原因は?

原因はおそらく子どもの保育園の問題と、仕事のストレスかなと思います。どうにもならないことを、引きずる自分の性格も関係あるんだと思います。

実は昨年の秋に一度、仕事が原因で自律神経がおかしくなったことがありました。その時は1週間ほどで症状が落ち着いたので、その後だましだましやってきました。

メンタルが不安定な状態に、今回新たな悩みが引き金になって、再発したのかなと思います。

一度メンタルが不安定になった場合は、また再発するということを心得て、あまり無理をしない生活を心がけるのがいいと思いました。

 

harenohi000.hatenablog.com

 

病院を受診

4月の始めから症状が出てきて、5月に入っても治らないので、さすがに長いし体力の消耗も酷いので、病院を受診することにしました。

一番辛い症状は動悸でした。動悸があると体力を消耗するし、不眠になります。

何科を受診するか悩んだのですが、、自律神経って女性ホルモンの影響が大きいというのを何かで知っていたので、もしかしてプレ更年期かもと思い、まずは婦人科を受診することにしました。

更年期を疑って、婦人科受診

婦人科の診察では、最近の生理周期を言うと「更年期じゃないね」と即答されました。

一応女性ホルモンの血液検査をしました。1週間後に結果を聞きに行くと、やはり更年期ではないとのこと。ちょっとホッとしました。念のため、追加で貧血の検査をしましたが、こちらも以上なし。

途方に暮れていると、婦人科の先生より「動悸が収まらない場合は甲状腺の異常などがあるかもしれないから、気になるなら内科を受診してみては?」とアドバイスされました。

動悸が収まらないので、循環器内科受診

ストレスが原因だと思うので、甲状腺は関係ない気がしましたが、、とりあえず何か前進するために、甲状腺の検査ができる病院を探しました。近所の循環器内科で検査できるようだったので、さっそく受診。

循環器内科では、問診のあと、血液検査(甲状腺含む)と心電図をしました。心電図はその場で結果が出て問題なし。血液検査は1週間後に結果を聞きに行くことになりました。

ストレスが原因ではないかと伝えると、「ストレスが原因と言うのは消去法でしかわからないので、心臓エコーと24時間機械をつけるホルター心電図をして、心臓が悪くないと言えないと、なんとも言えない。全ての検査をして問題なく、ストレスが原因と思われる場合は、漢方の処方もできます」と言われました。

とりあえず全部検査することにして、2週間後の予約をとって帰りました。(最短で2週間後の予約しか取れなかった)

漢方薬を求めて、かかりつけ医の内科受診

循環器内科の追加検査が2週間後になりましたが、、2週間も待ってられない。早くこの状況を変えたくて、自分で調べて薬局で漢方を買って飲んでみましたが、全く症状が改善されませんでした。

そこで、以前から信頼している近所の内科のかかりつけ医に「動悸が収まらないのですが、診てもらうことはできますか?」と電話で聞くとOKでした。今考えると、最初からここを受診すればよかった〜

さっそくその日に受診し、今までの病院の検査結果を見せて話をすると、多分ストレスからきているんだろうな〜ということでした。今の症状を早くなんとかしたいので、薬や漢方薬などを処方してもらえないか聞くと、今の状況だと薬より漢方薬がいいのではということで、「当帰芍薬散」という漢方薬を処方してもらいました。

こちらの漢方薬、更年期や生理不順、不妊治療など婦人科系のトラブルに使用されることが多いのだそう。更年期の検査は問題なかったけれど、症状を聞くとこれが効きそうとのこと。漢方薬は効くのがゆっくりなので一旦これを2週間飲んでみて、変わらないようならまた別の漢方薬を試すことになりました。

漢方薬が効いて、症状が改善!!

「当帰芍薬散」という漢方薬を飲んで三日目で、だいぶ症状が改善されているのを実感しました!!素晴らしい!!

24時間心臓がバクバクしていたのが、日中はほぼ気にならない程度に。

今は飲み始めて2週間以上経ち、朝起きた時に少し動悸があるくらいです。

動悸がないことで、眠れるようになり、体も楽になりました。体が楽になると気持ちも前向きになってきました。

まだ本調子ではないので、あまり無理しないようにしていますが、本当によかったです。

隠れ貧血で、鉄分が足りてないことも判明

もう一つ、循環器内科の血液検査で甲状腺は問題なしでしたが、隠れ貧血で鉄分が足りてないことがわかりました。貧血の症状でも動悸がすることがあるらしく、鉄剤を2ヶ月ほど飲むことになりました。こちらも飲んで良くなるといいな。

自分なりに試したこと

今回、病院を受診して漢方薬が効いたと思われますが、その他に自分でも色々試したことを紹介します。こちらもいい影響があったのでは?と思っています。

自律神経失調症になったことのある友達は、「精神科に行ったが良くならなくて、整体や運動の方が効いた気がする」と言っていました。

病院に行くのも大事ですが、色々な方法を持っておくのもいいのかな〜と思います。

整体&マッサージに行く

今回のように、ここまで体調が悪くなる前なら、整体などで改善できることもあると思います。私は知り合いの紹介で整体に行きました。

あとは、ヘッドマッサージもリラックスすることができるのでおすすめです。

意識して腹式呼吸

今までかかった整体の先生がこぞって口にするのが、「腹式呼吸」の大切さ。ストレスがある人はほぼみんな呼吸が浅いんだそう。確かに私も呼吸が浅いです。

朝起きた時、夜寝る前に意識して腹式呼吸をするのがいいそうです。在宅勤務だったので、動悸がひどかった時はしょっちゅう腹式呼吸していました。5分くらい長めに続けるのがおすすめ。

朝、公園を散歩する

自律神経を整えるのには、朝、日光を浴びて運動するのがいいそうです。しんどかった時は、晴れている時は毎朝、公園を散歩していました。緑の中を歩くと心が洗われてとても良かったです。

食べ物に気をつける

カリウムを摂るのがいいそうで、毎朝バナナを1本食べています。

また、カフェインがよくないらしく、コーヒーはカフェインレスにしています。

睡眠をたくさんとる

以前は、子どもが寝た後に家事や趣味をしていましたが、体調優先で寝るようにしています。それでも夜中に目が覚めて眠れない時は諦めて、読書したりしています。

サロンパスを貼って寝る

首や肩が異常に凝っているけど、毎日マッサージに行くわけにもいかないのでサロンパスを首と肩に貼って寝ています。貼って寝ると、朝は結構スッキリしているのでおすすめです。

カウンセリング

これは20代からお世話になっているのですが、今回はあまり効果ありませんでした。心の問題が解決しても、体に影響が出て治らなかったからです。心の問題解決には有効だと思います。

ラフターヨガ(笑いヨガ)に参加

藁をもすがる思いで参加した「ラフターヨガ(笑いヨガ)」。

インドの医師が考案した、従来のヨガの呼吸法に「笑い」を取り入れることで、子供からお年寄りまで年齢や性別や障害にとらわれず、誰にでもできる笑いの体操(笑いの健康法)だそうです。

ヨガのポーズなどは無く、みんなで笑うというちょっと不思議なヨガでした。作り笑いでも、笑うと楽しいと脳が勘違いをするそうで、それを利用したヨガです。

癖になる感じで、また機会があれば参加したいです。

NPO法人ラフターヨガジャパン|日本でのラフターヨガ(笑いヨガ)の普及をサポートします。

本を読む

自律神経に関する本、生き方の本など、眠れない夜に読んでずいぶん救われました。特に印象に残った本は下記です。また別の機会に本の感想も書きたいです。

ヴィオラ母さん 私を育てた破天荒な母・リョウコ

テルマエロマエなどで有名な漫画家のヤマザキマリさんのお母さんのお話。戦後の時代にワーママどころかシングルマザーでもあったお母さんの破天荒さに、自分の器の小ささを思い知らされます。どんな生き方だっていいさと思える勇気が出る一冊。

ワーママが無理ゲーすぎてメンタルがやばいのでカウンセラーの先生に聞いてみた。

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自衛隊の心理カウンセラーの著書。子育て=戦場の現代について説明してくれています。コロナ禍で出産を経験したママたちはすごいストレスを抱えていたとか、泣きそうになりました。子育ては10年以上は続く「長期戦」なので、ママがうつにならないことが子育てにおける最終目標という言葉が印象に残りました。

日記を書く

ヤマザキマリさんも実践しているという、日記。私も10〜20代の頃は悩みがあるとよく日記を書いていました。

確かに日記を書くことで自分を客観視できてカウンセリングのような効果がある気がします。今回、しんどかった時は毎日書いていました。私の場合は日記はペンでノートに書くのが落ち着きました。

夜はなるべくスマホを見ない

これはすごく難しいですが、効果あると思います。ブルーライトもよくないらしいです。

夜中に起きてしまっても、日記書くか、本を読んでました。

まとめ

休みがないワーママの世界。「ワーママが無理ゲーすぎてメンタルがやばいのでカウンセラーの先生に聞いてみた。」の本にあったように、ママがうつにならないことが、とても重要だと思いました。

日々色んなリフレッシュをしながら、体調が悪い時には色んな解決法を持ちながら、長期戦でがんばりましょう!!

私もまた再発しないようにしつつ、次回からは早めに病院を受診して自分のメンタルと付き合っていきたいと思います。