てんてこママ日記

アラフォーのワーママ。美大出身でデザインの仕事をしています。主に不妊治療、出産、子育てについて、時々仕事や趣味についても書いていきたいと思います。Twitter→ @tentekomama000

【不妊治療 体験談2】私の不妊治療歴

今回は私の不妊治療歴について書きたいと思います。

全部で4つのクリニックにお世話になりました。ちなみに治療開始したのは36歳で、出産は38歳になります。治療期間はトータルで1年半くらいで、最初に思っていたより時間が掛かりました。

私の不妊治療歴

1院目:近所の産婦人科

2018/10〜

【主な治療内容】

AMH検査、卵管通水検査、タイミング法1回

【詳細】

もともと生理痛が酷く、ピルを処方してもらう為に定期的に婦人科に通っていました。その流れでAMH検査をして貰うと40代の数値という結果に!

先生に「子どもが欲しいならすぐ治療を始めた方がいい」と言われて焦って治療開始。ただ不妊治療専門クリニックではなかったので、先生も慣れてない&できる検査も少なかったため、すぐに専門のクリニックへの転院を決意しました。

ちなみに、治療のきっかけになったAMHについてはまた詳細書こうと思いますが、聞きなれない言葉なので少しだけ基礎知識を。

AMHとは?

「アンチミューラリアンホルモン」の略で、発育過程にある卵胞から分泌されるホルモンのこと。AMHの値は、卵巣内にどれぐらい卵の数が残っているか、つまり卵巣の予備能がどれくらいあるかを反映すると考えられており、値が低いほど卵巣予備能が低いということになります。私はAMHの値が実年齢の平均よりかなり低く=卵巣予備能が低いということでした。

2院目:沿線で有名な不妊治療専門クリニック

2019/01〜

【主な治療内容】

不妊検査一式、タイミング法1回、人工受精2回

【詳細】

通いやすさを考えて最寄り駅の沿線でタイミング法、人工受精、体外受精まで一通りの治療ができるクリニックに転院。不妊治療専門なので、一通りの検査も一気にできてよかったです。

ただ、クリニックのシステムや治療法が少し古く感じ、体外受精をする場合は遠くても成功率が高いクリニックで治療したいと感じました。

結局、人工受精を2回してもダメで、AMHが低い場合は早く体外受精に進んだ方がいいとのことで、また転院を決意。AMHが低いと色々治療も難しくてやっかいです。

ちなみに近所の友達にこちらのクリニックを紹介したら、タイミング法ですぐ成功していました。

3院目:低刺激の体外受精専門クリニック

2019/04〜

【主な治療内容】

体外受精2回(低刺激の採卵2回、移植1回)

【詳細】

体外受精をどこの病院にするか悩んだ末、値段がほどほどで、体に負担が少ない低刺激で治療できるこちらに転院しました。

AMHが低いので高刺激はあまり意味ないのかなと思ったのと、高刺激の自己注射が怖かったのが大きかったです。また、説明会で研究熱心な院長先生にも惹かれました。

ただ、治療を始めると薬でコントロールできない分、通院回数が多く、さらに家から遠かったので仕事との両立が結構大変でした。(仕事との両立についてはまた別記事で書こうと思います。)

治療はというと、最初の採卵で卵子が1つしかとれず、培養では1つも胚盤胞になりませんでした。しかも採卵後にものすごい腹痛になったりと採卵がトラウマになってしまいました。振り返ると、この時が一番辛かったな。

その後2回目の採卵にトライしてやっと1つ胚盤胞ができたのですが、移植で色々問題が起き、厳しい病院の基準に満たなくて1回延期になり、2回目にやっと移植できましたが、結果は陰性。

2回目の採卵で少し薬を足したら低刺激の採卵よりも上手くいったことから、次回は高刺激で治療してみたいと思い始めました。

また、スケジュール的に通院と仕事との両立が厳しくて精神的にも参ってきていたので、転院を決意しました。

4院目:高刺激が得意な不妊治療専門クリニック

2019/12〜2020/03

【主な治療内容】

体外受精1回(高刺激:アンタゴニスト法の採卵1回、移植1回)→妊娠

【詳細】

低刺激で上手くいかなかったので、逆に高刺激をしようと、新しめの高刺激のアンタゴニスト法で実績がある病院に転院しました。治療費がかなり高かったので、ここで2回やってダメならもう不妊治療自体を止めようと思って挑みました。

始めてみると、薬でコントロールできるので計画を立てやすく、通院回数も減ったので仕事との両立がしやすかったです。

恐れていた自己注射は…あまりに本格的でビビりました。夫なんか最後まで注射している所を直視できず。

痛いし怖いしもう2度とやりたくない!ただ、最初の採卵で5つも胚盤胞ができたので、結果1回で終了。胚盤胞のグレードも良く、予想通り私には高刺激があってたんだと思いました。

移植も1回目で妊娠することができ、晴れて不妊治療が終了しました!

私の治療についてまとめ

また別記事で書こうと思いますが、私はAMHの数値が低いという難点がありました。なので一般的な治療法が当てはまらず、だいぶ悩みました。

AMHが低かったので人工授精はあまり意味が無く、どんどん治療を進めてきました。AMHが平均的であれば、もう少しゆっくり治療をステップアップしてもいいのかなと思います。

体外受精については、本当は最初から高刺激の治療をしたいと思っていましたが、AMHの低さで躊躇してしまい、低刺激から始めてしまいました。

高刺激の治療をしたいと思った理由は、早く治療を終わらせたかったから。また、既に保険適用になっていた(=成功率が高いということ)海外の治療法が高刺激だったからです。

なので低刺激が上手くいかなかった時に、少しでも若いうちに高刺激を試してみたいと思い、すぐに転院できたのはよかったです。

合う治療法が人それぞれ違うので、上手くいかなかったら治療法や病院を変えてみるのが成功の近道かなと思います。

 

次回はクリニック選びについて書きたいと思います。

harenohi000.hatenablog.com

harenohi000.hatenablog.com