てんてこママ日記

アラフォーのワーママ。美大出身でデザインの仕事をしています。主に不妊治療、出産、子育てについて、時々仕事や趣味についても書いていきたいと思います。Twitter→ @tentekomama000

【不妊治療 体験談5】AMHが低い場合の不妊治療&刺激法

不妊治療体験5 AMHが低い場合の不妊治療

今回はAMHが低い場合の治療法について書きたいと思います。

 

まずAMHとは?

AMHは「アンチミューラリアンホルモン」の略で、発育過程にある卵胞から分泌されるホルモンのこと。AMHの値は、卵巣内にどれぐらい卵の数が残っているか、つまり卵巣の予備能がどれくらいあるかを反映すると考えられており、値が低いほど卵巣予備能が低いということになります。

ちなみに私はAMHの値が1.17と実年齢の平均よりかなり低く=卵巣予備能が低いということでした。私が治療を開始した36歳のAMHの平均数値は2.5くらいで、1.17というのは42歳の平均数値と同じくらいになります。AMHが2未満だと不妊治療を急いだ方がいいそうです。

AMHが低くても諦めないで!

AMHが低いと卵子の残りの数が少ない分、妊娠の確率は下がりますが、卵子にはもう一つ重要なことがあります。それは卵子の「質」です。

卵子の質はどこで決まるかというと、実年齢と言われてます。これも個人差はあるかもしれませんが、基本的には若い方が質がいいとされています。つまり、なるべく若いうちに採卵をしておくのがいいということです。

私の場合は質は悪くなかったようなので、1度の採卵で7つ中4つの胚盤胞ができたこともありました。グレードの高い胚盤胞がたった1つあれば妊娠可能なので、数は少なくても諦めないで欲しいです!

AMHが低かった私の治療法

AMHが低いと採卵は低刺激をすすめられることが多いと思います。私も2つのクリニックで低刺激をすすめられて最初は低刺激で採卵しましたが、なかなか上手くいきませんでした。

ニュートラルな立場の婦人科の先生にアドバイスいただく機会があり、今までの経緯を話したところ、「あなたの場合は高刺激の方があってそう」と言われました。その言葉を信じて高刺激(アンタゴニスト法)に変えたところ、本当に上手くいきました。

はっきりした理由はわからないけれど…AMHが低くても高刺激の方が合ってる場合もあるので、治療法を決めつけないで欲しいです。できれば色々な方法に柔軟に対応してくれる病院で治療するのがおすすめです。

AMHが低かった私が選んだ病院

AMHが低い場合は特になる早で治療を終えた方がいいので、病院選びは重要です。できればAMHが低い人の経験が豊富な病院がおすすめです。

私の場合は、まずは年齢が高くなるほどAMHが低くなるので、30代後半以上の治療成績がいい病院をチェックしました。さらに説明会や初診で先生に直接AMHが低い自分の治療法について意見を聞き、「AMHが低くても充分治療可能」と言ってくれた病院に絞りました。

採卵は早めにしておいた方が安心

子どもが2人以上欲しい場合は「高刺激」をおすすめします。年齢とともに確実にAMHは低くなり卵子がますます採れにくくなるので、1人目を妊娠出産して2年後に採卵したら全然採れないということもあり得ます。高刺激だと一度に複数個の受精卵ができる可能性が高いので、AMHが低い人はなるべく若いうちに採卵を済ませた方が安心だと思います。

AMHが低い人へメッセージ

私の周りでもAMHが低くても妊娠出産した人が何人もいます。AMHが低いと不安だと思いますが、たった1ついい受精卵があれば妊娠は可能なので、ぜひ諦めないで欲しいです!!

 

次回は、不妊治療と仕事の両立について書きたいと思います。

harenohi000.hatenablog.com

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