てんてこママ日記

アラフォーのワーママ。美大出身でデザインの仕事をしています。実際に行った場所や使っているものを中心に、子連れ旅行やお出かけの感想、子育てのあれこれ、趣味の美術館巡りについて書いています。Twitter→ @tentekomama000

【38歳の出産記録-03】破水から無痛分娩、吸引分娩でやっと出産した日

【38歳の出産記録-03】破水から無痛分娩、吸引分娩でやっと出産した日

今回は、いよいよ出産当日の話です。

破水から始まり、無痛分娩、そして吸引分娩へと進んだ出産。
コロナ禍で立ち会いもできない中、一人で迎えた出産の日の記録です。

産休に入り、出産予定日が近づくにつれて、お腹はどんどん重くなっていきました。
私は階段しかない3階のマンションに住んでいたこともあり、日常生活だけでもかなりしんどい状態でした。

それでも「早く会いたい」という気持ちと、「出産への怖さ」が入り混じりながら、毎日散歩だけは続けていました。

 

出産予定の2日前に破水!

出産予定の2日前に、尿漏れのような感覚がありました。病院に電話すると、念のため破水ではないか確認するので病院に来てくださいということで、タクシーで行きました。この日は夫が在宅勤務をしていたので夫婦で一緒に。

そこで看護師さんの確認では破水ではないと言われましたが、医者の診察では破水ということに!恐れていた事態です。

破水すると24時間以内に出産をしないといけないらしく、そのまま入院に。
太い点滴針を腕につけられましたが、まさかその後退院するまで2週間近く点滴をつけっぱなしになるとは…。

病院に泊まって翌朝までに陣痛が来ない場合は、早朝から促進剤を使って陣痛を起こすと伝えられました。コロナ禍で、私が出産する病院では配偶者も立ち会い禁止のルールだったので、夫は帰宅。

 

夜、病院のベッドに一人で横になっていると、もう絶対に明日には出産するんだと不思議な気持ちになったのを覚えています。
お腹が重くてしばらく仰向けに寝ていないので、早く重たいお腹をスッキリさせたい気持ちと、でも陣痛が怖いな〜という気持ちで揺れていました。

陣痛促進剤から、どんどん進む陣痛

陣痛がいつ来るかと待ち構えていましたが、一晩中まったく気配なし。結局、早朝から促進剤を使うことになりました。

分娩室に移動して促進剤を開始すると、みるみる腹痛が強くなっていきました。これが陣痛か…!という感じで、ひどい便秘と生理痛が一気に来たような痛みでした。

周りの友達からは「出産は時間がかかって大変だった」という話をよく聞いていましたが、促進剤を使ってからは進みが早かったです。

コロナ禍での出産は、こんな感じでした

私が出産したのはコロナ禍の真っ只中。
通常とは違うルールがいくつかありました。

  • 立ち会い出産は完全にNG
  • 出産中もマスク着用が必須

特にきつかったのがマスクです。
ただでさえ息が上がるのに、マスクをつけたままいきむのは正直かなりしんどかったです。途中で水分補給のタイミングもあり、最後の方はほとんど外れていましたが、最初は「これで乗り切れるのか…」と不安でした。

無痛分娩で痛くない!

私はとにかく陣痛が怖かったので、無痛分娩を選びました。

無痛分娩といっても、病院によって方針はさまざまで、
最初から計画的に麻酔を使うところもあれば、自然に陣痛が来るのを待つところもあります。
私はコロナ禍だったこともあり、自宅近くで24時間対応している病院を選びました。

ただし初産の場合は、ある程度陣痛が進んでから麻酔を使う方針だったため、途中まではしっかり陣痛を味わうことに…。

体感としては、陣痛レベルが10段階あるとしたら2くらいで麻酔開始。それでもかなり痛かったので、普通分娩だったら相当体力を消耗していたと思います。

麻酔が効いてからは一気に楽になり、夫とテレビ電話をする余裕もありました。

無痛分娩の欠点

無痛分娩を選ぶ際に病院からも注意がありましたが、無痛分娩にも欠点があります。陣痛が弱まるため、いきみが足りなくなるのか、赤ちゃんがなかなか産まれず、帝王切開になる可能性があること。

私の周りでも、無痛分娩から帝王切開になった友人が何人もいます。

無痛分娩からの、吸引分娩!

破水すると、24時間以内に赤ちゃんを外に出さないといけないそうで、私もタイムリミットがありました。

でも、赤ちゃんがなかなか出てこないため、ついに吸引分娩になりました。
いきむタイミングで看護師さんにお腹を思いっきり押され、赤ちゃんを吸引で引き抜かれました!
スッポーン!という感じ。

赤ちゃんが出る瞬間は、お腹の重かった荷物がとれて、すごくすっきりしたのを覚えています。

感動の赤ちゃんとの対面

赤ちゃんは生まれると、すぐにいくつかのチェックを受けた後、私の元に連れてこられました。

こちらの病院では、カンガルーケアを行うことになっていました。出産直後の赤ちゃんを裸のまま母の胸に抱き、肌を直接触れ合わせるケアで、呼吸・心拍の安定、母乳促進、愛着形成に効果があるそうです。

目も開いていなくて、生まれたてほやほやの赤ちゃんは、ちょっと宇宙人みたいで不思議な気分でした。

 

立ち会いができなかったので、看護師さんが動画を撮ってくれていました。
後から見返すと、私はまだ赤ちゃんに戸惑っているような感じでした。

生まれる直前から夫に連絡する余裕がなかったのですが、ここでやっとLINEでコメントと写真を送ることができました。
出産の瞬間を実況中継する余裕なんて、やっぱりありませんでした。

出産が終わった直後は、正直まだ「終わった」という実感よりも、ぼんやりとした疲労感の方が強かったです。

嫌な予感

出産が終わった安堵もつかの間、下半身では医師たちの慌ただしい処置が続いていました。
「肛門と繋がってないか?」「かろうじて皮が残っています」など不穏な会話。
「こんなに出血があるのに、無痛はすごいな」など、不安がつのります。

そうこうしているうちに、だんだん血の気が引いてきて、気が遠くなってきました。

産後直後に体調悪化

とりあえず処置は終わり、分娩室から出ましたが、
体は固まっていて、ベッドの移動もできない状態。気分も最悪でした。
その日の記憶はあまりないのですが、そのあと少し食事をして、多分寝たと思います。
出産前から尿のカテーテルを着けていたので、トイレも行かずにすみました。

今思うと、この日は無痛分娩の麻酔の影響でまだ痛みはなく、この後の大変さにまだ気が付いていませんでした。
ただ、体が全く動かず、何かおかしいなと薄々感じていました。

 

次回は、産後2週間も入院し、重度の貧血で起き上がれなかった話を書こうと思います。

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シリーズ第1話では、出産から産後までの全体の流れを書いています。
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