てんてこママ日記

アラフォーのワーママ。美大出身でデザインの仕事をしています。主に不妊治療、出産、子育てについて、時々仕事や趣味についても書いていきたいと思います。Twitter→ @tentekomama000

3歳の子どもに絵本で性教育「だいじだいじどーこだ?」

だいじだいじどーこだ?

だいじだいじどーこだ?

最近、わが家の3歳の娘は、保育園のプールの着替えの時に、男女の違いに気がついたようです。一人っ子で男兄弟もいないので、興味津々な様子。

これは、そろそろ性教育を始めてもいいかな〜と思い、私自身もよくわからなくて手探りなのですが、、以前から気になっていた絵本「だいじだいじどーこだ?」を読み聞かせてみました。

私自身の経験も合わせて性教育について思ったことを書きたいと思います。

 

3歳から性教育って早い?

性教育というと、生理が来る頃にするイメージだったので、3歳から性教育って、正直ちょっと早いと思っていました。

ですが、先日もNHKあさイチで盗撮が増えているというデータが紹介されていて、保育園などの小さい子どもまで狙われているというのでびっくりしました。

最近は小さい子どもを狙った性犯罪も多いようなので、自分の身を守るための知識として小さいうちから取り入れてもいいのかなと思うようになりました。

私も記憶にありますが、小さい子は真面目に大人を信じてしまう傾向があると思うので、知識があれば少しでも助けになるのではと思い、始めることにしました。

絵本「だいじだいじどーこだ?」を読み聞かせた感想

とはいえ、何から始めたらいいのやらと思っていた時に、この「だいじだいじどーこだ?」という絵本を見つけました。

まず、私が読んでみましたが、「これこれ!!」と、まさに3歳児に伝えたいことが、わかりやすくまとまっていて感激しました!

タイトルの上に「はじめての「からだ」と「性」のえほん」とついているように、まさに最初に読むのにぴったりな絵本です。

以下は、出版社からの引用です↓

性教育のはじめの一歩は、自分の「からだ」を知ること。

幼いころから自分の「からだ」を知ること、また「プライベートパーツ(口や胸、性器)」を理解し、自分も他人も大切な存在だということを認識することが大切です。また、子どもへの性暴力の加害や被害を防ぐためにも「プライベートパーツ」を理解することが重要です。 本書は、著者の遠見才希子医師が自身のお子さん(当時2歳)とのエピソードを交え、からだの大切さだけではなく、一人ひとりが大切な存在ということを伝える”はじめての「からだ」と「性」のえほん”です。

実用・児童書の出版社 大泉書店

「プライベートパーツ(口や胸、性器)」について、とっても大事で、他人に見せちゃいけない部分なんだというのを、とってもわかりやすくかわいく伝えてくれます。

 

3歳の子どもに読み聞かせたところ、「パンツの中は大事なんだ」というのが、なんとなくインプットされたようでした。

それから、知らない人に「プライベートパーツ(口や胸、性器)」を見せてと言われても、嫌だと言っていい!!、あなたは悪くないんだ!というのも伝わったようです。これってすごく大事だと思うのです。

今まで私が出会った性にまつわる嫌な記憶

私にも性にまつわる嫌な記憶は色々あります。

小学生でお留守番をしていた時に、健康診断の業者を語った変質者から電話が掛かってきて、怖くて色々答えてしまったこと。怖くてしばらく親にも言えませんでした。

中学から電車通学で、痴漢が多発するので有名な埼京線に乗っていたため、たまに痴漢に遭遇しました。お尻を触られたり、胸を触られてたり。でも、声を出すことはできず、足で蹴ったりして対抗しました。

中高は女子校でしたが、学校付近に真っ裸にトレンチコートを着た変質者がよく変質者が出没して、コートの中を見せられました。本当に漫画みたいな変質者でした…

 

これは嫌な記憶の一部ですが、たいしてかわいい部類ではない私でさえ、ポロポロ出てきます。ストーカーに狙われて怖くて電車に乗れなくなった友達もいました。

3歳の子どもに性教育を始めてみて思うこと

私が育った家庭では、性教育は皆無で、そういうことは話してはいけない雰囲気でした。なので、被害者である自分も悪いような恥ずかしいような気がして、親に話すことができませんでした。子どもにはそういう二次被害を受けないでほしいと思っています。

今は盗撮やSNSなど、もっと犯罪が増えていると思います。子どもが嫌な思いをした時に相談してもらえるような雰囲気の家庭にできたらと思っていて、その一歩として今回の絵本「だいじだいじどーこだ?」を読めてよかったと感じました。

これからも成長に合わせて、少しづつ話していけたらいいなと思います。