てんてこママ日記

アラフォーのワーママ。美大出身でデザインの仕事をしています。主に不妊治療、出産、子育てについて、時々仕事や趣味についても書いていきたいと思います。Twitter→ @tentekomama000

早稲田大学国際文学館「村上春樹ライブラリー」へ行った感想

学生時代、村上春樹が好きで有名どころはほとんど読みました。

そんな村上春樹の図書館が早稲田大学内にできたらしいと知って、1年くらい前から行きたいな〜と思ってました。2021年オープンだそうですが全然知りませんでした。大学内というのでなんとなく気軽に行けずにいたのですが、先月に思い切って行ってきました!

まだ新しい施設で、きれいだし今っぽくてオシャレ!設計は隈研吾らしいです。こんな場所が自分の大学にあったら、しょっちゅう通うのにな~という感じの居心地のいい場所でした。

村上春樹ライブラリー内では、村上春樹さんゆかりの企画展が開催されているようで、今回は銅版画家の山本容子さんの個展が開かれていました。こちらもとても見ごたえがありました。(現在は別の展覧会になっています。)

そんな全体的に満足度が高かった「村上春樹ライブラリー」を訪ねた感想を書きたいと思います。

村上春樹ライブラリー」とは?

早稲田大学卒の村上春樹さんが、所蔵の貴重資料を大学へ寄贈・寄託されることをきっかけに誕生した新しいタイプの図書館だそうです。

作家・評論家によるイベント、芸術家・音楽家によるパフォーマンス、企画展示など様々な企画をされているようです。その理念は、本館発足の際に村上春樹さんが語った、「この場所が、文学や文化の風通しの良い国際的交流・交換の場」となることにあるそうです。

村上春樹の本が集まっている図書室、ジャズの流れるオーディオルームがあり、村上春樹をよく知ることができる場所です。カフェもあるので、途中でちょっと休憩もできます。また、無料の企画展も開催されています。ちなみに建物の改修は隈研吾で、建物もおしゃれ。

予約なしで無料でふらっと入れる素敵な場所です。

村上春樹ライブラリー」へのアクセス

こちら、早稲田大学内にあります。

私は「都電荒川線」で行きました。早稲田大学までは「都電荒川線」の早稲田駅から歩いて5分くらいです。

初めて乗った、都電。昼過ぎでしたが、結構混んでました。

早稲田大学内。学生ではないですが、普通に入れました。セキュリティは大丈夫かちょっと心配。大学内は緑がきれいです。

村上春樹ライブラリー入口

Googleマップを頼りに早稲田大学内をウロウロ。「村上春樹ライブラリー」が、なかなか見つかりません!

それもそのはず、こんな地味な入口でした。

入口の自動ドアにオシャレに「村上春樹ライブラリー」の文字。オシャレもほどほどにしてくれ~

入ると、なにやらオブジェが。「海辺のカフカ」の舞台装置だそう。

カフェ「オレンジキャット」

昼過ぎだったので、まずは入口横のカフェでランチタイム!ここのカフェも行ってみたかった場所で、窓が大きくて気持ちの良いカフェでした。

下の写真のピアノは村上春樹さんがやっていたジャズ喫茶で使用していたものだそう。

村上春樹ライブラリーのカフェ「オレンジキャット」のピアノ

窓が大きくて気持ちのいい店内。壁には村上春樹ゆかりの絵画が飾られています。

村上春樹ライブラリーのカフェ「オレンジキャット」の内観

食事はカレーやスパゲッティなど。カレーをチョイスしましたが、なぜか栗原はるみレシピでした。野菜がたっぷりでおいしかったです。

村上春樹ライブラリーのカフェ「オレンジキャット」のカレー

カフェの一角では、村上春樹グッズが販売されていました。安西水丸さんのポストカードを購入。

村上春樹ライブラリー

いざ、村上春樹ライブラリーへ!

カフェの横の階段を上がっていきます。

階段を上がるとこんな感じ。

初めて気がついたけど…カフェは地下1階だったようで、階段を登ったところが1階で、「村上春樹ライブラリー」の受付もありました。

1階の正面に立つとB1階〜2階まで見渡せます。木のトンネルのようできれいです。こう見ると隈研吾っぽいですね。

ギャラリーラウンジ

1階には村上春樹の本が閲覧できるラウンジがあります。

このライブラリーを作った意義などの言葉が壁に書かれています。

村上春樹の本がずらり。自由に読めます。

部屋の一角には羊男の絵が。下の写真の左のこげ茶色の椅子は、村上春樹さんのやっていたジャズ喫茶で使用していたものらしいです。

奥の壁面には、村上春樹著作年譜が。多作ですね。

オーディオルーム

ギャラリーラウンジの向かいには、ジャズが流れている「オーディオルーム」があります。

人を避けて撮影したので、わかりづらいですが、ソファタイプの椅子があり、リラックスできる空間です。時間があれば、ここでゆっくり本を読みたい。

またも村上グッズ。ジャズ喫茶でかけられていたレコードだそう。右上は村上さんがデザインした猫マークだそう。

和田誠さんのレコードコレクションの一部が展示されています。

今回の企画展「山本容子版画展」

2階が展示室になっていて、企画展が開催されているようです。私が行ったときは山本容子版画展でした。

絵本を題材にしたものが多く、とても面白かったです。

下の写真は、不思議の国のアリス。かなり大量の展示です。

版画の道具などを飾っている展示も。

こちらは文学全集の表紙。

小さい展示室と思っていましたが、かなりの分量の展示で大満足な内容でした。これで無料なんてすごいですね。

村上春樹ライブラリー」へ行った感想まとめ

時間があったら、一日中いられる心地のいい場所でした。

こんな場所でゆっくり読書したい!大学にこんな場所があったら素敵ですね。早稲田大学のイメージが変わりました。

また面白そうな企画展があったら、ぜひゆっくり訪れたいです。

村上春樹ファンにはすごくおすすめですが、そうでない人も大学に行く機会もなかなかないので、観光気分で行くのにもおすすめです。興味ある方はぜひ、行ってみてください!

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